ワードプレスの
「全幅デザイン」のサイト用のテーマ
を知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
ワードプレスの「全幅デザイン」のサイト用のテーマを紹介しています。
法人のサイトを作成する場合、
ワンカラム
で、デザイン的には、
全幅
のレイアウトが主流になっています。
その場合、ワードプレスの設定としては、
固定ページ
をトップに設定して、
CSSもしくは、レイアウト用のプラグインなど
を使って設定することも可能です。
ただ、慣れないと面倒ですし、レイアウト用のプラグインは、動作が重くなってしまいます。
ですので、最初から
全幅レイアウトに対応したテーマ(レイアウト)
を使用したほうが、サイト作成時も運営時も楽です。
また、最近は、そういった便利なテーマも増えてきました。
さて、お勧めのテーマとしては、個人的には、
・swell(国産)
・ystandad(国産)
・businesspress(国産)
の3つです。
それぞれ、順に説明していきます。
Swell
表示速度に定評のあるテーマです。
有料テーマになりますが、初心者の方にも、比較的使いやすいテーマです。
ネット上には、表示速度が遅いという記事を見かけることがありますが、サイト内の高速化設定をしていない場合(デフォルト設定のまま)は、表示速度がそこまで速くなっていないケースが見受けられます。
サイト内の高速化設定することで、かなり速くなります。
※ただし、設定するプラグインの種類や、ページ内容の画像サイズなども表示速度に影響します。
【参考】
「SWELL」は、Cocoonという有名な無料テーマとも技術提携されていたことも、好感が持てる理由のひとつです。
ただ、Cocoonとの提携に関しては、2022年9月に、Cocoonがエックスサーバーに事業譲渡されたことに伴い終了しています。
(参考)SwellとAffingerのどちらがいいのか?
Swellは、別サイトで使用しています。
その際、テーマ選定で、
最終的に、AffingerにするかSwellにするか
で検討しましたが、下記理由で、Swellにしました。
Swell
・高速化に定評がある。
・管理画面が使いやすい。
・ワンカラムのデザインもレイアウトしやすい。
・開発者の方が、真摯に改善されている印象。
Affinger
・管理画面の設定が細かく、逆に、手間がかかる可能性があった。
・Affinger自体は、価格 14,800 円ですが、専用プラグインとのセットだと、価格 39,800円と割高感がある。
https://affinger.com/affingerpack3_wing/
・アフェリエイトの設定が高い為なのか、ネットの情報を見ると、Affinger購入への誘導を主眼におくような印象のサイトが散見される。
もっとも、それぞれの評価は、人によって様々ですので、複数の情報をもとに検討されることをお勧めします。
ystandad
本サイトも、ystandadを使用しています。
テーマ自体は、
無料
ですが、機能的には、有料テーマ並みのポテンシャルがあります。
また、表示速度もかなり速いです。
ちなみに、本サイトの表示速度は、下記内容になっています。
■モバイル
■PC
また、コンテンツの表示に関して、
機能追加ができるプラグイン
が別売りで提供されています。(価格は、¥8,800です。)
もちろん、有料プラグインなしでも、十分なテーマではあります。
businesspress(国産)
このテーマは、かなりシンプルな構成になっています。
ですので、
デザイン的な拡張性
は低いですが、逆に、
決まったデザインの中で、必要なコンテンツを入れるだけ
で、サイトが出来上がります。
無料で、国産ですので、手軽に使えます。
【補足】X-T9について
また、最近、Lightningというテーマを開発している、株式会社ベクトルから、
X-T9
という、ワードプレスの「フルサイト編集機能」に対応したテーマがリリースされました。
「フルサイト編集機能」とは、
ヘッダー、フッター、サイドバーを含めたブロック
を同じ画面上で編集できるような機能です。
現状は、それらは、別メニューの画面で設定しています。
もっとも、ヘッダー、フッター、サイドバーは、都度、細かく設定し直す必要性は低いとは思いますが。
ワードプレスの「フルサイト編集機能」にいち早く対応したテーマです。
ちょっと、注目のテーマです。
デザイン的なテイストとしては、Lightningというテーマと同じく、
ちょっとかたい感じの雰囲気
です。
(表現が難しいのですが、カチっとした感じといいましょうか)
会社のサイト用として、かたい感じが良い場合は、選択肢のひとつとしても良いかもです。
以上、「ワードプレスの「全幅デザイン」のサイトをつくる際のお勧めのテーマ「3選」プラス1」についてに説明でした。