サイトの引越し(サーバー移転)の注意点について

サイトの引越し(サーバー移転)の注意点について

2021年5月20日
スタビジ

サイトを引越し(サーバー移転)する際の注意点について知りたい。

こんなテーマに関する記事です。


スタビジ

 サイトを引越し(サーバー移転)する際には、いくつかおさえていおくべき点があります。その内容についてわかりやすく説明しています。

スタビジ

ホームページ移転(サイトの引越し)が必要な場合があります。

よくあるパターンが、
 ドメインをそのままでレンタルサーバーを変える
ケースです。
サーバーが遅い場合などに、引越しをすることがあります。

その他に、
 ・ドメインの変更
 ・httpからhttpsへの変更(サイト全体のセキュリティーを高める)

があります。

移行の際には、しっかり手順を踏んでおかないと、SEOに影響を及ぼすことがあります。
せっかく、上位表示されていたサイトの順位が下がるようなことの無いようにしなければなりません。

今は、
 サイトの引越しを代行する専門の会社
もありますので、そこに丸投げする方法もあります。

ただ、その場合もホームページ移転する際の手順は理解しておいたほうが良いでしょう。
下記に手順について説明します。

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ドメインをそのままでレンタルサーバーを変える

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ドメインをそのままでレンタルサーバーを変える場合は、概ね、下記の手順で進めることになります。

1.移転先のサーバーの用意

先に、移転先のサーバーの申し込みをしておきます。

2.ドメインの設定

引越し先のサーバーにドメインの設定をします。

3.データ移行

引越し先のサーバーにデータを移行します。
静的なデータ(画像データやファイルのみ)の場合は、FTPサーバーを使用してデータを移行します。
また、ワードプレスを使用している場合は、プラグインの中に、データ保存が簡易にできるものもあります。それを使用すると比較的、簡単な手順で移行用のデータを保存することができます。

プラグインを使用する場合は、All-in-One WP Migrationというプラグインが便利です。
詳細は、下記に記載しています。

ワードプレスのデータ保存、移行に便利なプラグイン
ワードプレスのデータ保存や、移行用のデータが作れるプラグインがあれば知りたい。 こんなテーマに関する記事です。 ワードプレスのデータ保存や、移行用のデータが作れ…
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4.DNSサーバーの設定

DNSサーバーは、ドメインネームシステムサーバーです。

引っ越し先のドメイン情報を入力します。
ドメインを契約している先の管理画面から、新しいサーバーの情報を設定します。

新しい情報を設定したあとの反映期間は、最大で72時間かかると言われています。
ですので、すくなくともその間は、新旧のサーバーの両方が見られる状態にしておく必要があります。

※新しいサーバーでのメール設定

新しいメールの設定も行いますが、DNSサーバーが浸透するまでの間は、旧サーバー側でメールが届く可能性もあります。
浸透するまでの間は、両方のサーバーを併用したほうが安心です。

ただ、データ移行に箇所で、
 静的なホームページの場合
であれば、作業としては比較的容易ですが、ワードプレスなど、
 データベースを使用しているサイトの場合
は、移行先にもデータベースの設定とデータのインポートが必要になります。

ですので、ワードプレスの場合は、上記に紹介したようなプラグインを使用するか、もしくは、「サイトの引っ越しを扱う専門の会社」に依頼するなどしてもよいでしょう。

ただ、レンタルサーバーの会社によっては、簡易にサイトが引っ越しできるプラン(設定)を用意しているb場合もありますので、事前にチェックしておきましょう。

ドメインを変更した場合の設定について

スタビジ

ドメイン自体を変更した場合は、
 リダイレクトの設定
を行う必要があります。

リダイレクトとは、
 旧ドメインのページにアクセスした際に、自動的に新ドメインに転送する設定
のことです。

これをしないと、これまでのSEOの効果がなくなってしまいます。
つまり、検索エンジンが引越し先の各ページを、全く新しいページとして認識してしまうことになってしまいます。
リダイレクト設定をして、SEO評価を引き継ぐようにしましょう。

旧サイト側に設定しますので、しばらくは旧サイトのほうのサーバーも運用しておく必要があります。

リダイレクト設定は、
 .htaccessというファイルによる設定
もしくは、
 プラグインでの対応
といった方法が一般的です。

ちなみに、
・PHPを使ったリダイレクト
・JavaScriptを使ったリダイレクト
・HTMLのmetaタグを使ったリダイレクト

がありますが、設定の手間などを考慮すると、.htaccessファイルもしくはプラグインでの設定がお勧めです。

.htaccessというファイルによる設定

.htaccessというファイルを作成して、それをサーバーに設定するという手順になります。
.htaccessというファイルの作成については、手間がかかりますので、面倒な場合はプラグインで対応しましょう。

.htaccessというファイルの作り方は、下記サイトが参考になります。

よく使う .htaccess を利用したリダイレクト方法をまとめました。コピペですぐに使えるコードと合わせて、暗号のような意味不明なコードを少し掘り下げて説明し…
ecco.co.jp

プラグインでの対応

リダイレクトをプラグインで対応する際には、
 Redirection
というプラグインが便利です。

設定方法は、下記サイトの記載が参考になります。

WordPress(ワードプレス)で301リダイレクト設定をしたい場合、リダイレクトプラグイン「Redirection(リダイレクション)」を使うと便利です。 …
webst8.com

【参考】サイト引越し(サーバー移転)の専門の会社

サイト引越し(サーバー移転)を行ってくれる会社も複数あります。
依頼する際には、サーバーへのログイン情報など大切な情報を預けますので、慎重に選定しましょう。
また、レンタルサーバー会社で移行のサポートをしてくれる場合もありますので、チェックしておきましょう。

参考)サーバー移転サポートの会社

さいごに

レンタルサーバーによっては、サイトの引っ越しが簡易にできるサポートを用意している場合もあります。

例えば、ConoHa WINGの場合、ワードプレスのサイトの場合、比較的簡単に移行ができます。
お引越しの全体の流れも下記ページが参考になります。

Conoha wing お乗換え手順の全体の流れ

以上、サイトの引越し(サーバー移転)についての説明でした。

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