新しいドメインはSEO的に不利？（エイジングフィルタ）

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会社設立、法人設立の際、新たにホームページを開設する場合、通常は、ドメインも「新しいもの」を取得することになります。

その際に、「新しいドメイン」は、古いドメインに比べて、
　SEO的には、不利になる
ということを認識しておく必要があります。

これは、グーグルの
　エイジングフィルタ（Aging filter）
といわれる現象がその原因となっています。

エイジングフィルタ（Aging filter）とは
グーグルが認識（クロール及びインデックス）してから一定期間経過していないドメイン
が、検索上位に表示がされにくい現象のことを指します。
その期間は、3～6ヶ月といわれていますが、詳細は明らかになっていません。

つまり、エイジングフィルタがいつ終わるのかがわからないということになります。

また、新しいドメインでも
　エイジングフィルタの対象にならない場合
もあります。

どんな基準でグーグルがエイジングフィルタをかけているか詳細が不明なので、解除されるまで待つしかない状況となります。

エイジングフィルタの背景

以前は、エイジングフィルタと呼ばれるしくみは無かったのですが、検索の上位表示の為に、
　新しいドメインを大量に取得して被リンクをつけるというブラックなSEO対策（ブラックハットと呼ばれる行為）
を行う輩が増えた為、グーグルが対抗策としてエイジングフィルタを行うようになったと言われています。

つまり、一定期間、新しいドメインの信頼性を評価することで、悪質な行為を防ぐという思想に基づいています。

対処方法

時間が解決してくれるしかありません。

しかしながら、エイジングフィルタが解除された際、すぐ、検索上記に表示されるかどうかは、
　そのサイトの評価次第
です。
エイジングフィルタは、あくまで、検索上位に表示される為の要因のひとつにすぎません。
そのサイトが
　高品質なサイト
とグーグルに評価されなけれ、上位表示されません。

高品質なサイトとは、別の記事でも紹介いたしましたが、
　専門性、権威性、信頼性
があり、
　一定量の記事数
があり、
　他の高品質なサイトからのリンク（被リンク）が多い
などの要素が必要です。

ですので、エイジングフィルタの期間においても、高品質なサイトづくりを続けることにより、エイジングフィルタが解除された際に上位表示の可能性が高まります。

注意点

業者によっては、エイジングフィルタを回避する為に、
　オールドドメイン（古いドメイン）
を提案してくるケースがあります。

オールドドメインは、
　過去に、ペナルティーを受けた可能性
があったり、
　程度のよくない被リンクがついてあったり
する可能性もあり、リスクがあります。

オールドドメインの提案には、十分注意しましょう。

以上、新しいドメインはSEO的に不利？（エイジングフィルタ）の説明でした。