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小規模な会社のホームページの
SEO対策
をどうすればいいのかについて知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
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小規模な会社のホームページのSEO対策をどうすればいいのかについてわかりやすく解説しています。
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ホームページを制作するときに欠かせないのが、
SEO対策
です。
特に、
会社のホームページ
においては、
長期的にお問合せを増やす
などの対策についても、SEOが関わってきます。
もちろん、グーグル広告などの活用する方法もありますが、コスト面を考えると、
SEO対策を行って、そこからの問い合わせの仕組みをつくる
という方法のほうが、
コストパフォーマンス
が良いと言えます。
具体的に何をすれば良いのか、下記に整理していきます。
SEOの目的とは?!
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最初に、SEOの目的を確認しておきましょう。
SEOの目的は、グーグルなどの検索エンジンで、
特定のキーワード
で検索した際に、
上位に表示されること
にあります。
ユーザーがキーサード検索をして、広告枠を除いた検索結果に自然に表示されることを
オーガニック検索
と言います。
検索結果画面に表示される「広告」と区別して、このような表現をします。
検索結果画面に上位表示されることで、
クリックされる確率がアップ
し、その結果、
自社のホームページを見に来てもらう件数
が増え、
自社の商品・サービスに対する問合せ
につなげることが期待できます。
【参考】
オーガニック検索ではなく、検索結果画面に広告を掲載する場合は、
・都度、広告費用が発生する
・効果が広告を出稿した期間に限られる
ということになります。
もちろん、キャンペーンなど、適宜、状況に応じてネット広告を活用することも有効といえますので、費用対効果を考えての判断になります。
SEOの具体的な対策とは?
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具体的にSEO対策をする際は、大きくは、
内部対策
と
外部対策
に分けることができます。
内部対策について
内部対策の目的としては、
「検索エンジンに評価される内容でホームページを作る」
ということになります。
その主な内容としては、
■コンテンツ(記載内容)の品質
■コンテンツ(記載内容)の量
■キーワード
■内部構成
■ページスピード
があります。
また、こういった対策をしても、結果がでるまである程度の期間がかかりますし、また、競合先のサイトや、グーグルのルール変更、その他の理由により、期待通りの結果がなかなかでない場合もあります。
ただ、そのような場合も、中長期的な視点で、基本的なことを続けていくということが大切になってきます。
■コンテンツ(記載内容)の品質
コンテンツ(記載内容)の品質に関してですが、Googleの検索品質評価ガイドラインによると、
Expertise(専門性)
品質評価ガイドライン(General Guidelines) p19
Authoritativeness(権威性)
Trustworthiness(信頼性)
との指標が掲載されています。
いわゆる、「EAT」と呼ばれる基準のことです。
・専門性について;テーマが統一されていたり、記載内容により閲覧者が抱える問題が解決されたり、新しい情報が得られたり、高品質な内容であること
品質評価ガイドライン(General Guidelines) p26
・権威性について;価値の高い内容であること
・信頼性について;オリジナル性が高く(真似はダメ)、専門家としての信頼性があること
とあります。
つまり、ユーザーがインターネットを使う場合、
何か解決したいテーマ、悩み事
がありますので、それが、
そのサイトで解決できれば、評価される
ということになります。
その際、
専門性やオリジナリティーがあると評価のポイントが高くなる
ということです。
このことは、自社の事業が、
他社に比べて、専門性が高く、独自性があるもの
であり、そのことに基づいて、
コンテンツが作成されていればその評価が高まること
になり、考え方として理解できます。
また、古いコンテンツをそのままの状態にしておくのではなく、
定期的に新しい内容に更新していく
ことも、評価の対象になります。
この、コンテンツの品質が、検索結果の上位表示に大きな影響を及ぼします。
ですので、
検索表示させたいキーワード結果
をチェックして、競合先のサイトの記載内容の分析をしつつ、
自社のサイトのコンテンツ内容を、独自性、権威性、専門性のある内容に改善
していく必要があります。
コンテンツ(記載内容)の量
コンテンツ(記載内容)の量については、
記事数
と
ひとつの記事の文字数
の2つがあります。
■記事数について
まず、記事数に関しては、一般的に言われているのは、
記事が100を超えてくると、検索エンジンが認識しやすくなる
ということです。
あくまで目安ですし、また、それ以上に記事数が多いと、キーワードも増えますので、結果、検索結果の表示も増えます。
SEOを解説するサイトの中には、記事数が少なくても良いような内容を記載しているものも見受けられますが、
基本的に、ある程度の記事数は必要
と認識しておいたほうが良いと言えます。
そのことで、他のページも見てもらう可能性も高くなり、結果的に、ページ閲覧数の総数も増えることになります
また、自社のホームページ内で記事を増やす為には、
ワードプレスのようにブログ機能をもったシステム
でサイトを作っておくと便利です。
つまり、ブログを書く感覚で、記事を増やすということです。
また、ブログ機能といっても、
記事は、あくまで自社のサービスにつながる内容で記載すべき
です。
たまに、小さな会社のホームページで、日記のような記事を見かけることがありますが、日記のような内容だと、実際、問合せにはつながりません。
日記形式の場合は、別にスタッフブログをつくって、そこで記載するようにしましょう。
■文字数について
文字数については、ある程度の量が必要です。
これは、
専門性の高い信頼性をもったコンテンツは、おのずと文章量も多くなる
という考え方がベースにあります。
一つの記事で、800~1,000文字以上は必要と言われています。
できれば、2,000~3,000文字程度あると、読み応えのある記事と言えます。
キーワードについて
これは、
ユーザーがどんなキーワードで検索するのか
を想定して、件名や文面の中にもそのキーワードを含めるというものです。
基本、ひとつの記事は、一つのテーマで記載しますので、普通に文章を書けば、自然な形で、そのキーワードが入ってくると思います。
文面中に不自然に何回もキーワードを記載すると逆効果になります。
少なくとも、件名には、キーワードを含むと良いでしょう。
内部構成について
これは、検索エンジンが認識しやすいように、
ページのメニュー
サイトマップの設置
ページ間の内部リンクを適切に設置(関連するページの相互リンク)
などが効果があります。
ページスピード
ページの読み込みスピードも重要な要素となります。
画像サイズを軽くしたり、余計なシステム上の記述(スクリプト)をなるべく省くことが望ましいです。
また、サーバーによっても表示スピードが変わってきますので、レンタルサーバーを選定しる際は、速度の早い会社のものを選定したほうが良いでしょう。
外部対策について
これは
外部のサイトからのリンクを自然な形で増やしていく
ということです。
つまり、
評価の高いサイトは、自然に他のサイトからのリンクが増えていく
という考え方に基づいています。
また、不自然な形のリンクや、全く関連性の無いサイトからのリンクは、評価されません。
スパムとみなされる場合もあります。
【 備考 】
以前は、他のサイトからのリンク(被リンク)の件数自体が評価されていましたが、現在は、件数自体は評価されていません。
また、被リンクを有料で提供しているSEO業者もいますので、内容をよく確認したほうが良いでしょう。
また、サイトを作ったあとは、グーグルに登録しておくと良いでしょう。
下記サイトで、登録できます。
また、サイトを作ったあとは、グーグルに登録しておくと良いでしょう。
下記サイトで、登録できます。
Google Search Console
さいごに
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作成した記事も、それで終わりではなく、
定期的に、見直し、更新
をすることで、より、検索エンジンからの評価も高くなります。
いわゆる、
リライト
と呼ばれる作業になります。
古いままの記事と、リライトで記事の内容が新しい状態になっている場合とでは、ユーザーへの印象も異なってきます。
また、その他の注意点としては、
グーグルの検索エンジンのルールが、定期的に更新されたり、変更されたりする
ということがあります。
そのことにより、検索順位に変化がでる場合があります。
そんな場合は、一喜一憂せずに、ルール変更の内容をチェックするとともに、継続的な記事の作成、更新を続けるということが大切になってきます。
以上、SEO対策についての情報でした。
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