会社のホームページに、無料ホームページを利用する際の、
注意点
を知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
事業用のホームページに関して、
とりあえず、無料のホームページで対応する
場合の注意点についてわかりやすく説明しています
会社や事業をスタートする際に、通常は、その為のホームページを準備します。
ホームページが、
とりあえず、あれば良い
というレベルであれば、選択肢として、
無料のホームページで対応する
もあります。
このページでは、その際の注意点と、無料ホームページの例について解説しています。
無料ホームページを利用する際の注意点としては、主に、下記のポイントがあります。
・広告の表示に関して
・独自ドメインを使いたい場合は、有料となる
・SEO対策に限界がある
・サービスが終了する可能性がある
それらの内容を把握した上で、利用を検討されることをお勧めします。
順に説明していきます。
目次
広告の表示に関して
無料ホームページの場合の広告については、下記のケースがあります。
常時、広告が表示される
一定期間、利用しない場合に、広告が表示される
無料ホームページを利用している旨の表示がある
広告が入らないサービスもある
順にみていきましょう。
常時、広告が表示される
以前は、無料ホームページといえば、広告が表示されるケースが多かったのですが、最近は、一般的な広告表示が無いケースが増えてきました。
最近の傾向は、「利用しているサービス自体の表記」のみが入るという場合が多くなっています。
ただ、サービス開始が古いサービスの場合などに、
常時、広告が表示されるサービス
が多いようです。
下記のようなサービスがあります。
■忍者ホームページ
■Xfree
※エックスフリーの「PHP・MySQLサーバー機能」、「WordPress機能」、および3ヶ月以上ご利用の無い「HTMLサーバー機能」のアカウントにおいては、スマートフォンおよびタブレット端末からのアクセス時のみ、ご利用のサイトページ上に、所定の広告が自動挿入されます。
【参考】
TOK2無料サーバーのサービスがありましたが、「2023年6月24日にサービス終了」のお知らせとともに、サービスが終わりました。
無料ホームページの場合は、このように、
突然、サービスが終了するリスク
がありますので、注意が必要です。
一定期間、利用しない場合に、広告が表示される
無料ホームページの中には、一定期間、利用しない場合に、広告が表示されるサービスもあります。
例えば、
FC2ホームページ
の場合は、
無料版では、ページ下部に「 Powered by FC2ホームページ 」のテキストが表示される
という仕様ですが、
3ヶ月以上更新がない場合や、スマートフォンでの閲覧時には広告が表示される
というしくみになっています。
■FC2ホームページ
無料ホームページを利用している旨の表示がある
一般的には、一般的な広告は表示されないもの、
利用している無料ホームページの案内のテキストや画像
が表示されるケースが多いと言えます。
これは、そのサービスの告知の他、
上位プランへに誘導
の為に、そういった記載をするという意味合いが強いと推測されます。
その表示を無くす為に、有料の上位プランに移行するということを意図しています。
主なサービスとしては、下記のような先があります。
■ペライチ
■amebaownd
■jimdo
https://www.jimdo.com/jp/また、下記のネットショップのサービスの場合、自然な形での表記になりますので、あまり気にならない程度での表示になります。
■STORES
■BASE
広告が入らないサービスもある
googleサイトの場合、無料で、しかも広告が入りません。
ただ、googleサイトの場合は、デザインの柔軟性が無く、古いサイトデザインのような印象になっています。
独自ドメインを使いたい場合は、有料となる
無料ホームページの場合は、ドメインは、そのサービスの指定のものになります。
URLに関しては、通常は、
https://「そのサービス指定のドメイン」+任意の文字列
となります。
ですので、例えば、名刺などにURLを記載する際に、長い文字列となってしまいます。
通常は、有料プランもありますので、コストをかければ、ドメイン設定を行うことができます。
その際の注意点としては、
将来、レンタルサーバーなど、別のホームページのサービスを利用する予定がある場合
には、ドメインは、
ドメイン取得だけのサービスを利用しておく
ことをお勧めします。
そうすれば、別のサービスを利用した場合でも、ドメインは別途管理できている為、移行がスムーズになります。
将来的に、レンタルサーバーを利用するような場合でも、ドメインの設定(ネームサーバーの設定)で、対応することができます。
ドメインの取得サービスとしては、下記のような先があります。
■お名前ドットコム
GMOグループ(上場会社)のドメイン取得サービスです。
シェアNO1をうたっているだけあって、利用者数も多いサービスのひとつです。
SEO対策に限界がある
無料のホームページを利用する場合は、上記にも記載したように、
とりあえずの対策
としての位置づけが前提になります。
ですので、そのサイトに集客して成果を出したい場合など、その為のSEO対策などを行うには、しくみ的な限界があります。
また、仮に、そのサイトが認知されたとしても、URLが独自のものではない為、サイトを引っ越しする際には、当然、そのURLとは別の文字列になってしまいます。
ですので、長期的な運用や、SEO対策で集客を考える場合は、無料のホームページは避けたほうが良いと言えます。
サービスが終了する可能性がある
無料のホームページの場合の最大のリスクは、
そのサービスが終了する可能性がある
ということです。
過去にそういったケースもあり、実際に発生する可能性もあります。
また、無料ホームページで作成した内容の所有権は、
そのサイトの運営者にある
ということを認識しておく必要があります。
ですので、運営者都合で、サービスが終了する可能性があるわけです。
まとめ
無料ホームページを利用する際には、上記に記載したような注意点を踏まえて、利用されることが必要となります。
また、サービスが終了するリスクも踏まえると、無料ホームページを事業用で利用する場合は、
とりあえずの短期的な利用を前提
として、
なるべく、簡易な内容
にとどめておくほうが良いと言えます。
SEO対策も考慮して、ネット経由での成果を想定する場合は、やはり、
ドメインを取得して、長期的な運用
を前提に計画していくほうが良いと言えます。
以上、無料ホームページについての解説でした。