会社のホームページの
SEO対策
について知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
会社のホームページを作った後は、SEO対策をすることをおすすめします。SEO対策の手順についてわかりやすく説明しています。
会社設立時には、
ホームページで、検索エンジンの上位表示を狙う
ことで、
ホームページ経由の問合せ
を期待することができます。
しかしながら、SEOの場合、
即効性
を求めるのは難しい為、
ある程度の長期的な視点で対応していくこと
になります。
逆に、即効性のある手法を提案している業者さんがいれば、疑ってかかったほうが良いでしょう。
もちろん、事業的に即効性を求めたい場合も多いですので、その際は、
・ネット広告
・SNS
・従来の広告媒体
などで対処することになります。
そういった施策をしつつ、
継続的にSEO対策
を行っていくことになります。
SEO対策について、下記に順にみていきましょう。
SEO対策について
SEO対策の方法としては、基本、
・ホームページの内部対策
・外部対策
・Googleへのサイト登録
の3つの視点で対応していきます。
ホームページの内部対策
内部対策としては、
「検索エンジンに評価される内容でホームページを作る」
ということになります。
では、どのようなサイトが評価されるのでしょうか。
主には、
・コンテンツ(記載内容)の品質
・キーワード
・内部構成
・ページスピード
・ページ数(サイトのボリューム)
などがあります。
ただし、検索エンジンの評価は、200以上の指標を基にランキングを決定していて、なおかつ、すぐにランキングに反映されるものではありせん。
ですので、中長期的に取り組んでいく必要があります。
また、記事の作成は、手間はかかりますが、自社内でも対応できますので、計画的に対応していきましょう。
コンテンツ(記載内容)の品質
まず、コンテンツ(記載内容)の品質に関してですが、Googleの検索品質評価ガイドラインによると、
・Expertise(専門性)
・Authoritativeness(権威性)
・Trustworthiness(信頼性)
とあります。
専門性については、
・ テーマが統一されていたり、記載内容により閲覧者が抱える問題が解決されたり、新しい情報が得られたり、高品質な内容であること
・ 権威性については、価値の高い内容であること
・ 信頼性については、オリジナル性が高く(真似はダメ)、専門家としての信頼性があること
が重要となります。
難しいようですが、ある意味、
「自身の考え、経験をもとに、専門的な内容を交えて文章化していく」
「定期的に、新しい情報を更新していく」
ことで対応できると言えます。
また、そうすることでユーザーからの信用も増しますし、
オリジナリティーのある情報を記載していくことは他社との差別化
の為にも、必要なことであると言えます。
さらに、検索エンジンに評価される為には、
ある程度の文章量(文字数)
を意識する必要があります。
専門性の高い信頼性をもったコンテンツは、おのずと文章量も多くなるという考え方にもとづいています。
一般的には、800~1,000文字程度あれば低品質にはならないと言われていますが、テーマによっては、物足りない場合もあります。
読み手が納得するような専門的な情報を記載するように心がけることが大切になってきます。。
また、品質の良いページを作成することで、トップページ以外ページでも検索エンジンの検索結果に表示されることが期待できます。
キーワード
キーワードも意識する必要があります。少なくとも、ページタイトルには、含めておくと良いです。
また、文面中のキーワードは、あまり意識しすぎに自然な形で入れると良いです。
文面中にいれるキーワードの割合ですが、以前は、3~5%の出現率が望ましいと言われていましたが、あまり意識しすぎると不自然な文章になったりします。
また、キーワードを乱用すると、キーワードスパムと判断されてしまうリスクがありますので、注意が必要です。
ページ数(サイトのボリューム)
SEO的には、
サイト内のページ数
も大きく影響してきます。
例えば、
全体で10ページしかないサイト
と
全体で100ページのサイト
では、後者のほうが検索結果に表示される可能性が高くなります。
もちろん、クオリティーの低いページがたくさんあっても、逆効果になりますので、
品質を維持して、ページ数を累積していくこと
が大切になります。
また、ページ数が累積されていくと、
検索されるキーワード
も自然に増えていきますので、結果、アクセス数も増えることが期待できます。
また、作成済みのコンテンツについても、修正(リライト)していくことで、検索エンジンの評価が高まります。
内部構成
検索エンジンが認識しやすいように、ページのメニューや、サイトマップの設置、ページ間の内部リンクを適切に設置(関連するページの相互リンク)などが効果があります。
メニューなどは、サイトを作成する際に設定しますが、メニュータイトルの追加、新規カテゴリーのページを追加する時などは、考慮しましょう。
ページスピード
ページの読み込みスピードも重要な要素です。
写真の画像サイズの軽減や、JavaScriptといった記述があれば、見直しを行います。
また、インフラつまり、
サーバー(レンタルサーバー)
に依存する部分も大きいです。
すでにサイトをお持ちの場合でスピードが気になる場合は、上位プランの検討やサーバーの引っ越しなどの対策になってくるかと思います。
また、ワードプレスを使用する場合、テーマと呼ばれるテンプレートやプラグインによって表示スピードに影響がでます。
あるいは、スマートフォン向けの表示にした時に、遅いと感じるケースもあります。
いずれにしましても、SEO対策がなされたテンプレートを使用することをお勧めします。
下記にレンタルサーバーの選び方などについて記載しておきます。
【参考;レンタルサーバー】
レンタルサーバーについて
レンタルサーバーを選ぶ際には、実際にたくさん利用されている先(国内シェアの高いサービス)を選定すると安心です。
国内のレンタルサーバーのシェアは、下記の状況となっています。(日本国内のWordPressサーバーシェア率(2023年1月))
(下記画像引用:マニュオン https://manuon.com/webhosting-share-ranking/)
下記に、レンタルサーバーをリストアップしています。
どれも、
無料のお試し期間
がありますので、事前に、使い勝手などを確認することができます。
■エックスサーバー
サービス歴も古く、信頼性の高いレンタルサーバーです。
スタンダードプランで、月額で1,000以下の金額となっています。
また、キャンペーン価格では、3年契約で下記の金額ですので、かなりお得です。
価格は随時変更になる可能性もあるため、下記公式HPでチェックしましょう。
【資料】エックスサーバーのサービス案内(PDF 計17ページ)
■ロリポップ
低価格がうりのレンタルサーバーです。
また、サーバーの高速化にも力をいれており、実際、かなり速いです。
こちらも、GMOグループの会社が運営しています。
■コノハウィング【ConoHa WING】
こちらも、GMOグループのサービスです。
後発のサービスですが、上記にも記載しましたが、高速化を含めたサービスの差別化でシェアを伸ばしています。
管理画面も使いやすいです。
外部対策
SEOの外部対策としては、
外部のサイトからのリンクを自然な形で増やしていくとくこと
です。
つまり、品質の高い情報は、自然とリンク数も増えるという考え方に基づいています。
また、FacebookやTwitterなどのSNSを活用して、新しい記事やコンテンツを追加した際にそれらに公開することで、自然な外部リンクを増やすことも期待できます。
逆に不自然なリンク数は、逆にスパムと見なされてしまいますので、注意が必要です。
Googleへのサイト登録
サイトがグーグルに登録されているかは、グーグルの検索で、
site:
のあとにURL(www~)を記載して確認します。
もし、登録がなされていない場合は、
Google Search Console
というサイトを使って登録できます。
その際は、
・Googleアカウントでログイン(Googleアカウントがない場合は、新規に取得します)
・URLを入力
・Webサイトの管理者であることを証明する
(サイトにTAGを記述するあるいは、認証ファイル置き、それを認識させることで証明できます)
・クロール>サイトマップ から、サイトマップ(xmlファイルなど)を入力する
という手順で、サイトの登録を早めます。
また、Google Search Consoleは、想定しているキーワードがどれくらいの効果があがっているのかといったことがわかります。
Google Analyticsというアクセス解析ツールとの連携もできます。
SEO施策としては、以上のような施策を、同時並行的に進めていくことになります。
さいごに
サイトの品質を上げていくには、上記に記載したように、
コンテンツ(サイトの記事)の品質をあげること
が重要になってきます。
なかには、記事の作成を、
外注
で対応されるケースもあるかもしれません。
しかしながら、外注のライターの品質は、かなりの幅があり、また、実際に依頼する際には、
記事の構成を考えたり、また、出来上がった記事のチェック等
で、それなりの工数が必要になってきます。
そういった工数を考えると、結局、
社内で対応したほうがコストパフォーマンスが良い
という状況になる可能性もあります。
いずれにしても、計画的にサイト運営をおこなっていく必要があるといえます。
以上、ホームページのSEO対策についての説明でした。