会社のホームページの運用で、
リスティング広告を使う際のポイントや注意点
について知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
会社のホームページの運用で、リスティング広告を使う際のポイントや注意点についてわかりやすく説明しています。
会社設立、法人設立後のホームページ運用の際に、
リスティング広告
を活用することもあります。
リスティング広告とは、
グーグルなどの検索結果画面や、その他のホームページ上に表示される広告
のことです。
広告自体の説明に関しては、下記ページもご参照いただければと思います。
実際にリスティング広告を使う際は、どのような点を意識して活用していけば良いのでしょうか。
最初に考えるポイントとしては、導入前に、
・目的
・予算
・掲載箇所と期間
を明確にしておくと良いでしょう。
それぞれについて説明していきます。
目次
リスティング広告の目的
目的は、もちろん、
リスティング広告から自社のホームページへの誘導
することにより、
・自社のアクセス数を向上し、
・結果、問合せ数を増やす
ことにあります。
ただ、その位置づけを明確にしておくべきです。
一般的には、
・基本は(長期的には)、SEOによるコストのかからない自然検索表示、
・短期的には、費用をかけてリスティング広告表示、
という考え方があります。
例えば、タイミング的に、キャンペーンなどで、リスティング広告を効果的に活用する方法があります。
あるいは、SEOによる効果がなかなかでない場合も、予算を決めて継続的にリスティング広告を行う場合もあります。
では、
・どれくらいのアクセス増で、
・問合せ数の目標をどれくらいに設定すればよいのか、
については、実際に広告を出稿して数値をとっていく形になります。
もちろん、
・設定するキーワード
・広告の文言
・掲載場所
・googleとYahoo!
によって数値が変わってきますが、重要なのは、
データをとって、効果性の高いやり方
の経験値を積んでおくということです。
そういったデータの累積があると、次回の施策の際に、目標値と予算の計画が立てやすくなります。
予算
リスティング広告にどれくらいの予算をかけていけばいいかについては、
目標とする数値
からの逆算で算出することができます。
目標とする数値は、
・問合せ数
・資料請求数
などがあります。
ちなみに、ネット広告の用語としては、下記のようなものがあります。
ネット広告の用語
・Web上で獲得する最終的な成果のことをCV(コンバージョン)と言います。
・Webサイトへ訪れたアクセスのうち、何%がコンバージョンに至るかを割合を、CVR(Conversion Rate)(コンバージョン率)といいます。
・CV(コンバージョン)1件に対して、その為にかかる費用を費用(コスト)をCPA(Cost Per Action)といいます。
例えば、問合せ数をCV(コンバージョン)とした場合、10万円の予算に対して、問合せ件数20件とすれば、CPAは、5,000円となります。
もちろん、予算の限りがありますので、実際には、チラシ配布など他の施策も併用しながら目標にいたる為の設計をしていくことになります。
また、ユーザー層や地域特性などによっては、折込広告などのほうが効果性が高い場合もありますので、ケースバイケースで検討していきましょう。
掲載箇所と期間
掲載箇所
掲載箇所に関しては、
指定したキーワードで入札する単価
によって変わってきます。
人気の高いキーワードの場合、入札単価が低いと、検索結果の1ページ目では広告が表示(配信)されないケースも発生します。
リスティング広告の場合、指定したキーワードを入札することによって、高い単価で入札した広告主が、良い位置に掲載できるしくみになっています。
最低入札単価は決まっていますので、それ以上の数値で入札する必要はあります。
キーワードの「平均検索ボリューム」や「推奨入札単価」は、下記サイトで確認ができます。
Google – キーワード プランナー
ただし、あくまで目安になります。
低い単価で入札した結果、あまり広告が配信されていないケースも想定されますので、配信開始後には、広告の配信状況を確認して、必要に応じて調整すると良いでしょう。
期間
リスティング広告を掲載する期間については、設定で、
・開始日
・終了日
を設定できます。
但し、期間内に設定した予算の上限に達した場合は、そこで終了します。
ただ、広告配信設定の際に、
・時間帯
・曜日
など細かい調整もできます。
ただ、ローカルな物件の場合、あまり細かい設定をしても大きな影響が無いとも言えますので、最初は、期間のみの設定で良いでしょう。
以上、「ホームページの運用で、リスティング広告を使う際のポイント」についての説明でした。