自社のホームページの、
検索順位
をチェックする際に、注意することがあれば知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
普段使用しているブラウザで、そのまま、自社のホームページの検索順位をチェックしても、正確に順位が表示されない場合があります。これは、パーソナライズド検索機能が影響しているからです。
会社を設立、ホームページを運営していく中で、
SEOの効果
を把握しておくためにも、自社のホームページが、指定したキーワードで検索した際に、
「何番目に表示」されているか
を、正確に把握しておく必要があります。
方法としては、
・自分で検索して確認する
・検索順位のチェックツールを使用する
の2つがあります。
その際に、注意点がありますので、下記に順に説明していきます。
ブラウザで検索して確認する
検索順位が低い場合は、探すのが大変ですが、検索上位に表示されているようですと、
「実際に検索をして順位を確認する」
ということもできます。
※まだ、検索上位に表示されていない場合は、専用のツールを使ったほうが効率的です。
その順位を、ブラウザで普段通りに検索して確認する場合、実は、
正確な順位が表示されていないこと
があります。
一般的なホームページの検索順位のチェック時にも共通した事項ですので、注意が必要です。
理由は、googleの
「パーソナライズド検索」
という機能に起因しています。
「パーソナライズド検索」とは、
ユーザーが検索したサイト履歴や、ユーザーが使用している端末(PC等)の場所(IPによって、ユーザーの場所が認識されます)を元に、検索結果の順位がユーザーにあわせて変化する
というものです。
現状、「パーソナライズド検索」の影響は、少なくなってきていますが、2023年時点では、
・直前の検索内容
・ユーザーが使用している端末(PC等)の場所
に影響を受けます。
つまり、
一般のユーザーが検索した場合の順位と、自身が検索した順位が異なる場合がある
ということです。
これを防ぐには、下記設定を行います。
設定
・googleで検索結果画面を表示させる
・検索結果画面の上部に、「設定」というメニューがあります。
(動画、画像、ニュースなどが並んでいるメニューの右から2つ目)
・設定メニューの「検索設定」を選ぶ
・プライベート検索結果の箇所で、「プライベート検索結果を表示しない」を選択
・保存する
これで、「パーソナライズド検索」の影響をうけなくなります。
ちなみに、ブラウザの設定に、
シークレットウィンドウを開く
というメニューがあります。
シークレットウィンドウは、閲覧履歴や入力情報を保存したくない時に使用したりするのですが、
ユーザーの位置
は認識してしまいます。
また、Yahoo!においてもgoogleの検索エンジンを使用していますので、同じことが言えます。
ですので、自身のブラウザでチェックする際には、「パーソナライズド検索」の影響を受けないようにしておく必要があります。
検索順位のチェックツールを使用する
検索順位のチェックツールには、
・有料、無料
・オンラインで使用するもの、PCにインストールして使用するもの
など、いくつかのサービスがあります。
ここでは、無料の簡易なサービスをご紹介します。
■検索順位チェッカー
順位は、100位までが表示され、
5つのキーワードを同時にチェックできます。
■ohotuku.jp 順位チェック300
順位は、300位までが表示され、
3つのキーワードを同時にチェックできます。
インストール型の無料ツールとしては、下記があります。
■serposcope
英語版です。使い方については、ネットで調べると、結構、情報があります。
さいごに
検索結果の表示を調べる際には、
どのキーワードでの検索結果なのか
をチェックすることになります。
ですので、記事を書く際には、
どんなキーワードで表示させたいのかを念頭において、記載すること
が大切になります。
少なくとも、
記事の件名には、そのキーワードを使用すること
がおさえておくべき事項となります。
また、グーグルの「サーチコンソール」で、
実際にどんなキーワードで検索がなされているのか
をチェックすることができます。
以上、ホームページの検索順位のチェック時の注意点について(会社立ち上げ、起業時のホームページ)についての説明でした。