会社のホームページからの
問合せ数
を増やすには、どうすればいいのか知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
会社のホームページからの問合せ数を増やす為の考え方について説明しています。
会社設立、法人設立時、会社のホームページを作る際には、いかにそのホームページからの
問合せ数
を増やしていくかを考えていきます。
ホームページからの問合せを増やす為には、どのようにすればよいのでしょうか。
実際は、いくつかの施策を複数行う形になります。
具体的なポイントは、「ユーザーの行動フロー」の視点から、下記の
段階的なステップ
に分けて捉えるとわかりやすいでしょう。
1.ホームページに掲載する情報を設計する。
▼
2.ホームページを見に来るユーザーを増やす。
▼
3.ホームページの内容を見て、その情報に関心を持つユーザーを増やす。
▼
4.問合せなどの具体的なアクションを起こすユーザーを増やす。
それぞれの内容について順に説明していきます。
目次
1.ホームページに掲載する情報を設計する。
最初に、
ホームページに掲載する情報(コンテンツ)
に関して、どのような内容にするかを設計します。
その際に、下記の2つのポイントをおさえておく必要があります。
・ユーザーにとって、価値のある情報であること
・SEO的な要素を含んでいること
ユーザーにとって、価値のある情報であること
ユーザーがネットで情報を調べる際に、
何か解決したいテーマがある
という前提になります。
その解決したいテーマを、ネット上の情報で探すというアクションをとることになります。
ですので、自社のホームページには、
ユーザーがどのようなテーマをもってネットを利用しているのか?
を踏まえて、
掲載する情報(コンテンツ)を設計する
ということになります。
会社のサービスや商品も、ユーザーの課題を解決する為のものと言えます。
ですので、ホームページに掲載する情報は、
ユーザーの持つ課題の解決
と、
自社の商品やサービス
とを関連づけて設計していくことになります。
SEO的な要素を含んでいること
掲載する情報(コンテンツ)は、
SEO
と呼ばれる、検索エンジンに対応した内容で記載する必要があります。
つまり、想定しているキーワードで、
検索結果画面の上位に表示させること
で、アクセス数が伸びる訳です。
ただ、ネット上で検索をする際には、
利用頻度の高いキーワードと、ほとんど使用されないキーワード
が存在します。
もちろん、競合の多いキーワードで検索上位をとるのは、ハードルが高くなります。
かといって、ほとんど検索されないキーワードでは、意味がありません。
いずれにしても、検索エンジンで検索されているキーワードを把握した上で、コンテンツの中に、適切にそのキーワードを使用するということを行います。
ホームページに記載するテーマが決まったら、その中で、
どんなキーワードを使うとアクセスが増えそうか?
を考えて、文章を記述していくということです。
Googleの場合、下記のツールで、キーワードの情報を提供していますので、これらを参考に、検討します。
※下記のツールの本来の目的は、広告出稿用のツールですが、キーワードのチェックにも使用できます。
その他にも、下記のようなツールもあります。
2.ホームページを見に来るユーザーを増やす。
まず、
ホームページへのアクセスを増やすこと
を最初に考えます。
そのためには、アクセスを増加させる施策を立てることになります。
具体的には、下記の施策になります。
アクセスを増加させる施策
・検索ページ経由からのアクセス増(SEO対策)
・リスティング広告(情報更新時のアクセス増)
・メール配信 (登録会員向けメール、メールマガジン)
・RSS
・SNS経由のアクセス増(FaceBook、Twitter、インスタグラム)になります。
3.ホームページの内容に関心を持つユーザーを増やす。
ユーザーが自社のホームページを見に来た際に、
記載内容に興味をもってもらう
必要があります。
そうしないと、次のアクションにつながらないからです。
そのためには、
ホームページに記載している内容(コンテンツ)の質を上げる
ことが必要になります。
ですので、掲載している情報については、
タイミングをみてリライト(更新)
をします。
このリライト(更新)という作業は、SEO的にも効果があります。
コンテンツの質とは、
ユーザーの求めている情報が載っているかどうか
ということになります。
少なくとも、専門家の視点で、
ユーザーが求めている情報、注意点、体験にもとづいた話しなど
を記載して、有益な情報を発信していきましょう。
そのホームページに、ユーザーの求めている情報が載っていれば、
次のアクション
につながっていきます。
次のアクションとは、
次のアクション
・ 問合せ
・ 資料請求
・ 会員登録(メールマガジン登録)
・ ブックマーク
のことを指します。
また、具体的な問合せの他、会員登録、ブックマークで、「リピーター」になってもらうことも重要です。
4.問合せなどの具体的なアクションを起こすユーザーを増やす。
問合せ、内見依頼につなげたい情報のあるページには、
わかりやすい箇所に「問合せページへのリンク」
を記載しておきましょう。
また、
会社の信頼度
をあげることで、問合せ、問合せへつなげていく為の促進になります。
会社の信頼度は、
会社概要、沿革
はもちろんのこと、
会社のポリシー
を記載して、事業に対するスタンスを記載することで、共感を得ることも大切です。
また、
「お客様の声」
を積極的に掲載することで、信頼感のアップにつながります。
お取引のあったお客様の忌憚ないお声を掲載していきましょう。
さいごに
検索結果の上位表示に関しては、
以前に比べると、ハードルが高くなっている
と言われています。
特に、グーグルの場合、
定期的なアルゴリズムのアップデート
を行っており、その結果、検索結果順位の大幅は変動が起こる可能性があります。
アルゴリズムのアップデート自体は、
基本、SEOスパムや低品質なリンクを対象としています
ので、それ自体は、良いことなのですが、結果的には、傾向として、上記に記載したように、SEOで効果を出すためのハードルが高くなっているようです。
ただ、有益な情報を掲載すれば、被リンクも増え、アクセス数も増えていくことが期待できますので、ある程度、中長期的な視点で運用していくことが大切と言えます。
また、短期的に成果を出したい場合は、ネット広告を活用するなどの対策となります。
以上、起業時のホームページから問合せを増やすためにすることの情報でした。