古いアンドロイドで、
「この接続ではプライバシーが保護されません」となってしまう件
の続報です。(コノハウィングのユーザー向け)
こんなテーマに関する記事です。
古いアンドロイドで、ホームページの表示ができないケースの原因について説明しています。
Android 7.1.1未満の端末で、「この接続ではプライバシーが保護されません」と表示されてしまう件
以前に、
「古いアンドロイド端末で、「この接続ではプライバシーが保護されません」となってしまう。。」
という記事を記載しました。
これは、レンタルサーバーで使用している
SSL(無料SSL)
に関して、
Let’s Encrypt
というSSLサービスを使っている場合に、
クロームブラウザでホームページを閲覧できない(上記エラー表示となる)
という現象です。
レンタルサーバーによっては、「Let’s Encrypt」以外のSSLを使用している場合もありますが、無料SSLのサービスを行っている先は、その多くが、
「Let’s Encrypt」
を使っています。
ですので、古いアンドロイド(Android 7.1.1未満)で、クロームブラウザを使用している場合に、
「この接続ではプライバシーが保護されません」
という表示になり、悲しい状態になってしまいます。
その場合、他のブラウザ(FireFoxや、duckduckgoなど)のアプリで対処するなどの方法があります。
ちなみに、本サイトは、
コノハウィング
を使用しており、コノハウィングも、「Let’s Encrypt」を使用していたので、上記のような状態となっていました。
しかしながら、コノハウィングで、
2022年3月29日から、るSSLサーバー証明書「アルファSSL」の無償提供を開始
することになり、その設定をすることで、上記の症状が改善できるという、うれしいお知らせがありました。
「アルファSSL」提供開始の案内ページ
「アルファSSL」は、コノハウィングと同じグループ会社の「GMOグローバルサイン社」の提供サービスなので、グループのサービスを活用して、サービスの強化を行ったというところでしょうか。
「Let’s Encrypt」問題を想定してのサービス強化かどうかはわかりませんが、コノハウィングユーザーには、結果的に良かったです。
【補足】「アルファSSL」の設定方法
上記の「アルファSSL」提供開始の案内ページに、設定手順が記載されています。
手順的には、
無料SSLを設定している場合は、一旦、その設定を「OFF」にする
↓
その後で、「アルファSSL」の設定を行う
という流になります。
設定完了までに若干、時間がかかりますが、概ね、10~30分程度で完了します。
これまで、古い端末のユーザーで、アクセス数に影響がでていた可能性もありますので、この設定で、ひと安心ですね。
ただ、実際のユーザー数はかなり少ないとは思いますが。。
以上、古いアンドロイド端末で、「この接続ではプライバシーが保護されません」となってしまう件についての続報でした。